龍造寺家家紋 十二日足

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龍造寺家家紋 十二日足

■所在地佐賀市(赤松)
■登録ID2522

龍造寺家の家紋は、十二日足(じゅうにひあし)紋を用いているが、いつごろから使用されたかは不明である。
これは、日に光芒が脛(すね)のような形で十二ついているもので、日は太陽を象ったもので、神を意味しており、鎌倉時代には、皇室の御紋章にされたともいわれる。
「歴代鎮西志」に、「龍造寺家の紋は日光(ひあし)なり。略家伝に曰く、往昔先祖初めて下る時、夢に旭日の光晃曜として身を照らす。覚めて見るに、旭日東に映じて光身に徹す。宛も見る所の夢の如くなり。是に於て、其の晃曜を尽くし、旗に着くるに、向う所利を得、処る所運開く、爾来永えに流へて家紋と為る。所謂日光文是れ也。」とある。

出典:川副博著 「龍造寺隆信」