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■所在地佐賀市大和町 ■登録ID2262
2月の初午講の日に少女等は糸柳の枝に大麦、かんな草および自分の髪を少し切りとって白紙に包み水引で結んで この川やこの川や広さ深さは知らねども 流るる先まで延べや黒髪 延べや黒髪 とか この川やこの川や長さ深さは知らねども 流しし先まで延べや黒髪 髪長うなれ長うなれ など唱えて流れ川の橋頭から流す風習があった。また、髪の代りに木炭を紙に包んで流し、流したらうしろを振向かないで走って家に帰るという所もあった。
出典:大和町史P.633