大般若経 六百巻(玉林寺)

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大般若経 六百巻(玉林寺)

■所在地佐賀市大和町大字久池井3257出羽
■年代中世
■登録ID2143

 正平25年(1370)より建徳3年(1372)にわたり写経されたもので、沙門比丘令虎が肥後国山鹿郡南庄目野山満光寺で写経している。それがどうして玉林寺に伝えられたか詳かでない。菊池一族の戦勝祈願のためのものではないかとも想像されるが、とにかく六百巻にわたり写経されたものは年代的にも珍らしく貴重な文化財である。

出典:大和町史P.593

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