ドウケ

ドウケ

■所在地佐賀市神野
■登録ID1916

 果物籠を押しつけたような形をしており、入口に竹のハゼを、上に取っ手をつけてあった。夕方この底に米糠や醤油粕等を泥と練りこみ、魚の回遊しそうな場所を見付けて水中に沈め翌朝あげた。魚がはいっておれば入れておいた餌がなくなっているので軽く、この時はあげる手に力が入った。時にはキャーツグロー(カイツブリ)がはいっていることもあった。

出典:神野p167(神野小学校100周年記念誌)