土取橋 (どとりばし)

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土取橋 (どとりばし)

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■所在地佐賀市若楠1丁目 (佐賀県自動車整備商工組合の北東角)
■年代現代
■登録ID1851

 練兵場の名残として、橋の欄干に「土取橋」の名称が残っているものである。
 この場所付近一帯は、明治時代後期、日本陸軍「第55聯隊」の兵営・練兵場等建設のため、埋め立て用地の土砂を採掘したために一面堀となっていた所である。
 終戦後暫くして、その堀はまた埋め戻されて、宅地造成がなされ、新たな水路の上に昭和44年4月、このコンクリート橋が成工された。
 当時の関係者が兵営建設を経ての練兵場・兵営施設の存在等の歴史、事実を後世の人達に忘れ去られないようにとの配慮から、この橋の成工を機に命名されたものである。
 この橋自体には、名称以外に歴史を伝えるものはない。

出典:現場確認

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