馬頭観音像

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馬頭観音像

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■所在地佐賀市若楠3丁目 多布施川歩道上(歩道と車道の間)
■年代無し
■登録ID1844

 多布施川の植木橋より南方約50mで左岸歩道上にこの「馬頭観音」がある。
 歩道上であるが、車道と歩道の中間に位置し、南北には樹齢100年を超すような椋木(むくのき)があり、その北側の椋木の南根元に他の樹木に囲まれて設置されている。
 観音像の前には、高さ1.3mもある堂々とした石灯籠が2基設置されている。
 城井樋地区に長く居住されている古賀氏の話では、戦後間もない頃まで、この付近に居住されていた古賀さんが、この地で主に祀られていたようで、古賀さんは、夏の祇園祭のときに、城井樋地区の子どもたち多数を招き、煮豆等を振る舞っておられ、地域に定着した神様として祀られていた。
 また、昔、この多布施川で子どもたちが泳いでいて、具合が悪くなると「馬頭観音さんのたたりばい」と言われていたこともあるらしい。
 また、馬頭観音像の前にある石灯籠の高さは1.3mで、それには「献灯 昭和63年6月20日 古賀五郎・フサエ」と記されている。

出典:現地確認 地域の古賀氏証言

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