若宮社祭り(祗園)

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若宮社祭り(祗園)

■所在地佐賀市西与賀町今津下
■登録ID181

(7月)
夏祭りを祗園というのは佐賀県内を通じて一般的である。
神社の祭り事をつかさどる氏子はそれぞれ1年間を担当する。
当日は青竹を切り鳥居の笠木と柱に結びつける。柱には本庄江より刈り取った男の葦を柱を囲むように結びつける。
氏神へのお供え物は、鯛、塩、大根、人参等、祭壇に清酒を供える。
当日は午後6時本庄神社の神官が訪れ、氏子の前でお払いをして祝詞をあげる。その後地区代表による神殿に玉串奉奠し、祭典は終わる。
境内にはテントが張られ子ども達親子による豆が配られ舞台ではビンゴゲームが行われる。
かつては、大きな舞台が作られ男子青年団による佐賀にわか、即興にわか、女子青年団による舞踊や演劇が催され夜店が立ち並び賑わいをみせていた。今日では子ども達が施主となることもあって豆祗園などと呼ばれ、町区の災難のがれ、家内安全、疫病退散が主目的である。

(注)「祗」の左部分は「ネ」で表記される。

出典:ワークショップ