正法寺

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■所在地佐賀市高木瀬東三丁目9-12
■年代中世
■登録ID1781

 大字東高木595番地にあって、山号高木山。正法護國寺を正式の名とする。臨済宗東福寺派に属し、春日の高城寺と共に、佐賀の同宗寺院を二分する程の勢力があったというが、それを物語るかのように後醍醐天皇綸旨を初め貴重な古文書が多数残っている。
 山門前には
 後醍醐天皇綸旨 正法寺 正安三年創立
 昭和16年11月吉日
   背水 高木誠一
               建之
       高木良次
 と刻まれた石碑があり、又
佐賀市重要文化財(古文書)正法寺文書
  昭和46年2月11日
と記された標柱も立っている。
広壮なる敷地に老樹枝を交え、域内清閑として町内随一の古さである。

出典:高木瀬町史P169〜170

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