村御祈祷

村御祈祷

■所在地佐賀市開成2〜6丁目(旧新村)
■登録ID1704

 旧新村では、毎年5月に御祈祷といって一家の戸主(世帯主)が権現社の神前に集り、神主さんを呼んで、村民の無病息災・五穀豊穣を祈念した。その祈りを込めたお札を村の四方の入口に立て、外部より病魔や災難が村内に進入しないように願った。
 その後自治会長宅に集まり、お神酒開きがあり、村勘定(現在の総会)が行われていた。 昭和50年頃より自治会がマンモス化して昔の様には、対応できなくなったので、役員の代参に変わり、昔の村勘定の行事は自治会の総会にかわり、現在は自治会が分割独立したので、五自治会(開成2〜6丁目自治会)の三役と有志の方で祈願祭が行われ、総会は独立した単位自治会で別々に行われている。

出典:開成かたりべp.76