八戸溝の庚申神塔

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八戸溝の庚申神塔

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■所在地佐賀市八戸溝2丁目
■登録ID1688

 石水寺禅寺の山門の南で参道路傍に2塔並んでいる。庚申神とは、「かのえさる」道教と仏教の青面金剛、帝釈天の信仰とが混合したもので、庚申(かのえのさる)の夜、一晩眠らずに神を祀る庚申会(講)があり、この庚申講信者仲間で建てられたものと思われる。銘文だけがやっとわかり、氏名などは風化して読取れないほど年代は古い。
 また、講と信仰の結びつきは古く、二十三夜講、二十六夜講(普通、三夜待講、六夜待講)、庚申講、伊勢講、念仏講など盛んに行われた。そして、近世末期から明治、大正にかけて建立した石塔が各地に多く残っている。

出典:八戸溝の石造文化

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