万福寺

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■所在地佐賀市諸富町大字寺井津467-2
■年代中世
■登録ID1650

浄土真宗本願寺派
山号 定良山
本尊 阿弥陀如来
開基 慶昭教師
沿革
慶昭教師の祖先は九州の探題職今川了俊より数代をへた義秋(信秋)の代に居城を建造し、姓を定良と改め、この地を領していた。
のち千葉氏との戦で戦死、その子満秋も船橋の戦で鹿江氏のために戦死した。その墓石は鹿江村にあるといわれている。満秋の子慶昭は父の死後僧侶となり城を寺院となし、定良山万福寺と号し、祖先の菩提を弔った。
開基の駿河守は法号を満福と称していたので寺号を万福寺と号した。
本尊の阿弥陀如来は春日の真作で駿河守の守御本尊で、当寺に本願寺の教如上人が止宿されてから、浄土真宗に改宗されたといわれている。
寺宝には「寺井由来」の記録文書等がある。

出典:諸富町史P.1249

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