三船 俊郎
三船 俊郎
■所在地佐賀市諸富町
■年代近代
■登録ID1629
海軍大佐。明治36年(1903)８月10日、新北村大字山領（現諸富町福田）において、農業を営む蒲原忠六、トラの二男として生まれる。長じて、昭和14年２月、神奈川県横須賀市に居住する三船家の養子となる。新北小、佐中を経て、大正10年８月、海軍兵学校に入学し、同13年７月24日、同校を卒業すると同時に、海軍少尉候補生となり、大正14年12月１日、海軍少尉に任官。第四号掃海艇長、海風駆逐艦長などを歴任。昭和19年(1944)12月４日、岸波駆逐艦長として活躍中、比島パラワン島北西方200カイリにおいて戦死。在職中の戦功により海軍大佐に昇任する。行年41歳、正五位勲三等。
出典：諸富町史P.1298