野田 三夫

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野田 三夫

■所在地佐賀市諸富町
■年代近代
■登録ID1626

明治34年(1901)8月22日、東川副村大字大堂(現諸富町加与丁)において、野田亀吉、ノフの三男に生まれる。大正15年3月、東大法学部を卒業。昭和2年12月、長崎地裁を振出しに、大分、福岡の各地裁を回って、昭和16年5月、長崎控訴院、福岡控訴院、福岡地裁などの判事を務め、昭和27年、福岡高裁判事となる。昭和32年9月、松江地方家裁、長崎地方家裁の各所長を歴任。昭和41年8月、判事定年退官。同年10月、弁護士名簿登録をするも、翌年8月、登録を取消し、同年9月、佐賀簡裁判事の職に就き、司法官としての最後の敏腕を奮い、昭和45年12月、退職する。彼が司法官を志したのは「会社生活は真っ平ごめん」とこの道に入ったという。昭和46年(1971)4月13日、佐賀市で死去した。享年69歳、勲二等。

出典:諸富町史P.1296