小柳 佐八

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小柳 佐八

■所在地佐賀市諸富町
■年代近代
■登録ID1620

明治26年(1892)7月1日、父亜吉、母トミの二男として、新北村大字山領(現諸富町小杭)に生まれる。明治36年、新北尋常小学校を卒業、川副高等小学校、神埼町の神陽学館、龍谷中学校、佐賀県師範学校本科第二部を経て、大正12年、師範学校研究科第二部(理科)を修了する。これより先、大正3年3月、小学校本科正教員の免許を得て、与賀高等小学校赴任以来訓導、首席訓導を務め、佐賀県公立小学校長、東川副国民学校長、公立青年学校長(高等官六等待遇)東川副村立実業青年学校長、独立青年学校長などを歴任。教員在職33か年の長きにわたる。大正末年から有明海の魚介類研究に取り組み、昭和3年『有明海産物調査』の報告を出版する。歴史学にも造詣深く、昭和9年『わが村(巨勢村史)』を発刊した。また、近世佐賀藩の御用商人の成富家・弥富家の史料発堀研究にも尽力され、郷土史研究家としても知られた。教職退職後は、東川副村公民館長、民生児童委員、司法保護司、日本退職公務員連盟評議員、佐賀県退職公務員連盟理事長などの職を全うする。この間、教育の基調となる著書が多数ある。その中に『東川副郷土誌』を見ることができ、また著書『よろこびの日暮し』の中に、先生の人生教訓と察する短歌がある。
教え子と 共に課題を 進めつつ 歩み来にけり 学び屋の窓
昭和55年(1980)6月27日、佐賀市で死去。享年87歳、勲七等。

出典:諸富町史P.1292