ホンゲンギョウ

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ホンゲンギョウ

■所在地佐賀市諸富町
■登録ID1578

鬼火焚き・焚き始めともいう。子ども達が1月6日の夜に田の中などに竹を組み藁をかけて小屋をつくる。小杭では源内屋敷より青竹を切りだした。
7日の早朝にこれを燃やし、三重では竹の音が鳴るごとに「鬼は外、福は内」と叫んだ。歳徳さんに供えた餅を7か所で焼いて食べると息災であるという。
長男の生まれた家では、ニワナカホンゲンギョウといって庭中に恵方に向かってユルリ(炉)をこしらえて、小路の子ども達を招き、餅を焼いたりゼンザイをつくってふるまった。初息子の子ども仲間への仲間入りであった。

出典:諸富町史P.1157