大神宮塔

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■所在地佐賀市西与賀町
■年代無し
■登録ID138

大神宮講は、伊勢に鎮座する皇大神宮を崇敬する人々によって講成された講組織であって、伊勢講とも呼ばれている。
伊勢講の文献上における初見は、室町時代初頭といわれ、江戸時代に入ると伊勢信仰は全国的に広まり、伊勢講は各地に分布し、御師は各講を回って、伊勢講の普及につとめた。
この頃庶民は、単独で伊勢神宮に行く費用の負担が大きいので、伊勢講で講金という形で金を積立て、これを旅行費用にあて、交替で伊勢参宮を行った。いわゆる代参講的な形になっていた。そして代参者は天神皇太神宮と豊受大神宮の両大神宮に詣で、講員の数だけ神札を受けて帰村しこれを全員に配布した。

出典:西与賀の歴史とその周辺p35

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