天満宮

天満宮

■所在地佐賀市東与賀町大字田中新村
■登録ID1151

この新村のほぼ中央に、菅原道真公を祀る「天満宮」がある。現在も村の東端に「天神免田」が残っているが、昔はここにこの「天満宮」を祀っていたらしい。それを昭和40年10月この位置に遷宮され、以前葦(よし)ぶきの屋根も社殿もすっかり改造され面目を一新した。鳥居は大正10年に建てられたもので、寄進者として横尾儀助外10名の姓名が見られ、石工は古賀形左衛門・塚原○七と刻まれている。
天満宮の例祭は、精進まつりと東まつりの二つのグループがある。資金作りのため経費を少なくする精進組に約20名が加入し、東まつりは魚料理を主として約9名が参加している。このお祭りには規約があって、年1回開催され毎年10月15日が例祭日である。今年当番の家に番帳さんが回され、当日の賄いについても詳しい規約が決められている。
お宮の境内には地蔵さんはじめ塔や石像等が合祀されているが、文化・文政時代(1804〜1817・1818〜1829)のものが多い。古いので安永7年(1778)の三界万霊塔がある。文政元年(1818)の石像には、施主山崎安兵衛外3名の氏名が刻まれてあり、その外に文政2年と3年と3か年続けて2体が合祀されてある。更に境内の一隅には八大龍王も祀られて、この新興村に安住する人々の信仰信心の深さを知ることができる。

出典:東与賀町史P1199

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