かんかん石

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かんかん石

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■所在地佐賀市東与賀町下飯盛
■年代近世
■登録ID1041

飯盛八幡神社の南方の鳥居から東へ約50mの道路端に、二つの石碑が建っている。その西側のは高さ2m・厚さ1m位の石塔であるが、石で叩くとかんかんと音を出すことから「かんかん石」の愛称がある。一見して素朴な中にも気品豊かな石碑であって、農村には珍しい存在である。右側のは安永7年(1778)に建てられ施主は当時の庄屋忠左ヱ門であり、左側のは安政3年(1856)に江川甚兵ヱ・御厨新吉等が施主となって建立している。建立の由来について古老に聞いても全く不明で、調査の方法もなく、それが「かんかん石」の特徴かも知れない。

出典:東与賀町史P1219

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