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「川副町」「民俗・芸能・習俗」「行事」は31件登録されています。

  • 大般若

     地区によって催す日取りはまちまちであるが、いずれも村中の安全、悪疫防除を祈願する護符を、堀岸や路傍などのムラ境に立てている。 鹿江では正・5・9月の25日、今古賀神社で催す。威徳寺・円照寺の僧侶が神社で大般若経百巻を転読する。元は、ムラを3区に分け、それぞれ当番の区の者が世話人に当たり、区では公役2名を選んだ。公役はモロフタに大般若経一巻を入れ、各家を回った。各家に入り、へッチィ(くど)の上にモロフタ...

  • 初午

     観音講(娘達の社交娯楽的講集団)仲間をはじめ、女児達などが、シダレ柳の枝にカンノゴシ(雑草)・大麦もしくは小麦の芽・髪を白紙に包み、水引きで結んで川に流し、自分の髪が美しくなるよう祈願した。この時、「この川やこの川や長さ広さは知らねども ながるる先までぬべや黒髪」などと唱えた。地区によって、髪と共に七草を包むとか、小麦は自分の年の数だけ包むとかされる。また、白紙に包むのではなく、藁ツトに包むとさ...

  • 粥占い

    2月15日に粥を炊き、3月15日までの1ヵ月間、その粥を神殿などに保管し、カビの付着具合によってその年の吉凶を占うものである。大詫間の松枝神社、早津江の志賀神社、犬井道の海童神社などがよく知られている。 松枝神社の粥占いは、宮総代宅で炊いた粥を直接32cm程の粥鉢に入れ、わらすぼ2本で東西南北の仕切りを設けて箱に入れ神殿に安置する。そして3月15日のお粥開きに開ける。 カビの色具合により、赤味があると火事、怪我...

  • カワカミサンまつり

     旧3月には、田植の前でもあって、堀にも川上川(嘉瀬川)の水が流れてきて満水になっていた。その頃を見計らって各地でカワカミサンまつり(カワカミについては、川上とあてるべきか川神か判断しがたい)・ヒャーランさんまつりが催されていた。『沿革誌』には主に寺子屋の生徒同士が行うとある。  各班毎に藁で丸舟や三角舟を作る。最近は稲の品種が丈の短いものになり、三角舟は作れなくなったという。田植え前に川上川の水が...

  • 五月節供

     男の節供・五月節供・菖蒲の節供などという。初めて男児が生まれた家では、親類等を招きセックブンミャア(節供振舞)を催した。また菖蒲とフツを軒先に突き刺したり、ノボリの笹竹につけたりした。「菖蒲は塩きらう」とされ、犬井道あたりの菖蒲は大正3年の堤防決壊でほとんど全滅してしまい、あまり流行しなかったといわれている。また、『沿革誌』によると、明治末期には木綿幟が禁じられ、紙幟をたてたことが記されている。...

  • 田の神・田植

    田植にかかる日に、荒神さん苗といって苗を3束とり、荒神さんに供える。また餅米をまぜて「田の神さん握り飯」を作る。この握り飯は、根のついたメノハを上からのせて、クドや荒神さんなどの神棚に供える。また馬使いにあたる者(その家の主人等)や、田植の加勢人には昼飯などに食べさせたり、農家でない家にも配った。 この田の神さん握り飯には「メカジャーのおつけ」が必ず添えられたという。箸もよく根が張るようにというの...

  • サナボリ

     田植が終わると慰労の意もあって仕事を休む。  田植は水のこともあって、町内では北の方から早く済ましていた。このため「柳川さん」などとよばれる田植加勢の人達も、逐次南下してきていた。加勢人の人達は、農家に寝泊まりしていたので、サナボリの時には盛大な祝宴をはったという。

  • 虫供養

     米納津では田植終了後1週間ほどのうちにお寺(東光寺)の都合を見計らって、虫供養を催す。各戸より1升の米をぬいて集め、男子1人が参加し飲食する。肴類は各家から持ち寄る。本堂での読経によって虫の霊をまつり、その霊を慰めるとされ、虫供養のお礼を各人の田の枚数だけいただいて帰る。早苗や野菜などの供物は、その日に川に流す。田植後の骨休み、サナボリの意味もあろうとされている。

  • 祗園

    旧6月から旧8月にかけて町内各地で祗園が催されていた。祗園は各地・各小路毎に地蔵さんをまつってあり、それぞれの地蔵さんの命日にあたる日に夏祭りをしていたので、非常に盛んであった。青年達が中心になって舞台を作り、余興などでにぎわい、夜店が立ち並ぶところが多かった。子供達は、豆祗園をはじめ、三角の紙袋をもって豆をもらいにいったりしていた。 こうした祗園の催しも各小路の石祠(ほこら)が1個所に合祀されたり...

  •  盆の準備は各家毎に墓掃除をする事から始まるが、特に定まった日はない。 13日の夜、迎え提灯を縁側に下げる。また、この夜12時頃に精霊さん迎えに筑後川端(大詫間)や鹿江の大川(支所南側の堀)などに行ったという。大詫間では若い娘が精霊迎えに行くとされ、帰りは背が重くなったという。  盆の習慣は宗派によっても大分異なるが、精霊さんを迎えるために、仏壇にはソーメンやマチモウケのダゴを供える。盆の供物もまちまち...