唐人神社

唐人神社

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■所在地佐賀市唐人2丁目5-14
■年代中世
■登録ID993

慶長4年(1599)、鍋島直茂は李宗歓に十人扶持を給し、城北愛敬島の一部に「唐人町」の町号を付けた。これが「唐人町」の起こりであり、李宗歓は海外貿易の永代御用商の免許を得て唐人町の発展に寄与した。その後、宗歓は自宅の一角に石碑を建て故郷を偲びこれが「唐人塚」と呼ばれるようになった。この石碑が昭和30年に道路拡張の為に現在地(唐人一丁目)に移転され「唐人神社」として祀られるようになった。同43年7月には、鳥居も寄進され今日に至っている。

出典:ふるさと勧興(P.33)

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