高傳寺盛姫のこより地蔵

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高傳寺盛姫のこより地蔵

■所在地佐賀市本庄町大字本庄1112-1
■年代近世
■登録ID753

高傳寺庫裏2階の床の間に紙(こより)の地蔵さんが安置されている。この作者は11代将軍徳川家斉の28番の子盛姫で、佐賀10代藩主鍋島直正公(閑叟)に嫁して、文蕭夫人と呼ばれた。
「こより」は文蕭夫人が、つれづれに写経した何十万本の「こより」でこしらえたのである。像高は台座を含めて、約70cm程である。
一説には、父将軍家斉が天保12年(1841)に没した後、父の追善供養のため「こより地蔵」がつくられたものと言われている。

出典:かたりべの里本荘西分P.119本荘の歴史P.41

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