妙覚寺(日蓮宗)
妙覚寺(日蓮宗)
■所在地佐賀市伊勢町8-12
■年代中世
■登録ID426
正式には竹原山妙覚寺といいます。1424年(応永31年)に日蓮上人の弟子「日親」が開山した寺院です。
日親は17歳で小城の松尾山光勝寺(九州探題(たんだい)千葉胤貞(たねさだ)建立、現日蓮宗九州総本山)の貫主となりましたが、小城の竹原にも説教所を設け、それが後の妙覚寺となります。さらに1791年(寛政3年)佐賀の伊勢町に堂宇(どうう)を移されました。
日親は、間もなく鎌倉に戻り、将軍足利義政から念仏宗への転派を強制されましたが、聞き入れなかったため迫害されました。同寺には日親の分骨もあります。
出典:日新校区史跡ガイドマップ