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■所在地佐賀市鍋島町大字蛎久1448(蛎久天満宮) ■登録ID2597
むかし有明海が鍋島の辺まで入江になっていたころ、海中から五色の光芒が立ちのぼるのを見て漁民たちが引きあげてみたら、巨大な木彫りの仏像であったので、驚いて現在の処にうつし祀ったという。なお、この仏像が余りに大きく容易にあがらなかったので、漁民たちが集まって笛をふき鐘をたたいて、一斉にかけ声をかけて引きあげた。この時のはやし踊りが蛎久浮立のおこりと言われている。またこの仏が竜樹菩薩像だと教えてくれたのは弘法大師だという。
出典:鍋島町史p.150〜151