シオマネキ(マガニ)

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シオマネキ(マガニ)

■所在地佐賀市川副町
■登録ID2055

 ガン漬蟹である。川岸や干拓の潮遊びの芦の中に棲息し、紫や青の甲羅に、鮮やかなピンクの腕、特に雄蟹の片方の腕が大きく、潮際で雌に会えば、この腕を上下して示威する様を潮待ちして潮を招くものと思い「潮招き」の名ができたものである。
 原産地は東南アジアで、日本では徳島県、和歌山県あたりが北限と言われる。有明湾や、不知火海にも棲息しているが、食用にカニ味噌として有名になしたのは当地だけである。しかし、農薬の普及で大方が死滅した。

出典:川副町誌P.592〜P.593