大般若 | さがの歴史・文化お宝帳

大般若

所在地 佐賀市川副町
登録ID 2018

出典資料から記載

 地区によって催す日取りはまちまちであるが、いずれも村中の安全、悪疫防除を祈願する護符を、堀岸や路傍などのムラ境に立てている。
鹿江では正・5・9月の25日、今古賀神社で催す。威徳寺・円照寺の僧侶が神社で大般若経百巻を転読する。元は、ムラを3区に分け、それぞれ当番の区の者が世話人に当たり、区では公役2名を選んだ。公役はモロフタに大般若経一巻を入れ、各家を回った。各家に入り、へッチィ(くど)の上にモロフタをのせると、各家では桝にすくって米を出し、その集められた米が費用にあてられた。神社には酒・季節の品々や、一升三宝(1升の米でゴックウを3個握る)を供え、各地区2名の宮総代をはじめ、正月には自治会長等も参列する。寺は交替で当番にあたり、経巻を用意する。転読がすむと、公役が地区内9個所に護符を立てて回る。
 こうした大般若行事は、正月中に年1回のみ催すなどと、各地で盛んである。
出典:川副町誌P.761〜P.762

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