八大龍王祠

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八大龍王祠

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■所在地佐賀市久保田町江戸
■年代近世
■登録ID1372

国道444号線の久富交差点から南へ直進する。江戸集落の入口に、二線堤塘(通称松土井)がある。この土井の西へいったところに「八大龍王石祠」がある。
 この勧請導師は、本町草木田の龍光寺の中興日賢上人である。松土井の築造が寛文年間(1661〜1672)と伝えられているので、その頃奉祀されたものと推定される。
 以前は、搦東、西の新地の人々によって祭られていたが、現在は江戸の氏神様として崇敬されている。
 毎年7月16日には夏祭り(風祭りとも言う)が催されるが、当日は氏子が集まり境内を清め、龍光寺の住職を招いて祭事を行っている。
 境内に1基ある石灯籠は、その昔は航海する舟の灯台の役目を果たしたとも言われている。その灯籠の正面には「奉寄進」、左側には「靍丸兵石ヱ門、池田理ヱ門」、右側には「慶応元年(1865)乙丑八月吉祥日」と刻まれている。また、その台石には51名の寄進者の名前が刻まれている。

出典:久保田町史 p.491〜492

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