塩配り

塩配り

■所在地佐賀市三瀬村
■登録ID1280

現在では見られないが、最近まで「塩配り」をやった。
服装はふだん着ででかけるが、誰であるか他人に気付かれないように頬冠りをして、「てぼ」(竹で編んだ籠)に塩を入れて持ち、村内の各家を訪れて、竃の上に塩を供え、三宝荒神にお祈りをして餅をもらってまわるのである。
昔から荒神様はかまどの神とされていた。

出典:三瀬村史p634