栄蔵寺

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■所在地佐賀市東与賀町大字田中8番地
■年代中世
■登録ID1224

【名称(山号)】地福山 栄蔵寺
【宗派】曹洞宗
【本寺】慶誾寺(佐賀市本庄町鹿の子)
【創立年代】天正10年(1582)10月
【開山】慶誾3世中興文応全芸大和尚(入寂慶長7年10月15日)
【沿革】
御本尊は釈迦牟尼仏で、木造の金箔である。
本堂は、昭和9年当山21世中興玄道鶴音大和尚が、私財を投じて現在の位置に再建した。
【宝物・文化財・世代墓所等について】
十六羅漢(木造)は、本寺慶誾寺の三(山か)門(表門)に安置されていたものを、明治初年頃廃仏毀釈の折に、当寺へ寄進移行されたものである。
その廃仏毀釈の折慶誾寺裏門は、現在の飯盛悟真寺の山門に、五百羅漢は佐賀市北川副町岩松軒に移動してある。
【その他特記事項】
世代墓は昭和53年3月、当山22世超宗徹男老和尚の33回忌法要の節に23世弘明住職の発起で本堂裏の現在地所に再建した。
当寺の山門は明治21年に建立され、六地蔵の2基及び副島一鳴の墓地あり。
境内には戦前より小学唱歌で宣伝された「勇敢なる水兵三浦虎次郎」の記念碑が建立されている。
大般若経六百巻(楠箱漆塗木版製)
檀徒戸数 60戸

出典:東与賀町史p1138

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